株式会社ビジネス・アーキテクツは、2025年12月1日付で、経済産業省が定める「DX認定制度」に基づき「DX認定事業者」としての認定を取得しました。
当社が掲げる「情報を価値ある資産に」というビジョンのもとで取り組んできたDX推進活動が評価されたものです。

認定取得の背景
当社は「情報を価値ある資産に」をビジョンに掲げ、企業が持つ情報を活かしながら継続的に改善できる仕組みづくりを支援しています。
今回の認定では、顧客企業のDX推進を後押しする実務的な取り組みと、自社における業務変革・人材育成の両面が評価されました。
主な評価ポイント
1. クライアントのビジネス変革を支えるDX支援
Web開発・デザイン領域では、情報設計を重視しながら、ユーザビリティや多言語対応を考慮したCMSの導入支援を通じて、顧客企業のデジタルコミュニケーション最適化に貢献しています。
クラウド活用領域では、情報システムの支援や運用代行などにより、顧客の業務基盤のデジタル化・効率化を実現しています。これらを通じて、顧客企業における「情報活用の高度化」を支援することが、当社のDX戦略の中核を成しています。
こうした「運用を見据えた設計と継続的な伴走」により、顧客企業の情報活用レベル向上に寄与しています。
2. データドリブンな経営基盤の確立
社内においては、ERP型業務システムを全社導入し、プロジェクトごとの収益性や稼働状況をリアルタイムで可視化しています。さらに、Looker StudioなどのBIツールを用いて経営データをダッシュボード化し、迅速かつ的確な経営判断・現場マネジメントを行う環境を整備しています。
3. DX人材の育成と企業文化の醸成
社員一人ひとりがDXの担い手となるよう、オンラインラーニングシステムの活用や資格取得支援制度を整備し、自律的なスキルアップを推奨しています。
また、当社独自の取り組みとして「分科会活動」を制度化しています。特定の技術領域や知識分野について社員が自主的にテーマを設定して学び合うことで、個人のスキル向上だけでなく、組織として高い付加価値を創出し続ける文化を醸成しています。
関連資料
当社の詳細なDX推進の取り組みについては、以下をご覧ください。
DX認定制度とは
DX認定制度とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、「デジタルガバナンス・コード*」に対応し、DX推進の準備が整っていると認められた企業を国が認定する制度です。認定事業者は「企業がデジタルによって自らのビジネスを変革する準備ができている状態」ということが認定されます。
*経済産業省が、2020年11月に、企業のDXに関する自主的取組を促すため、デジタル技術による社会変革を踏まえた経営ビジョンの策定・公表といった経営者に求められる対応を取りまとめたもの。
今後の展望
当社はミッションとして「あたりまえをアップデートしつづける」を掲げています。今回の認定取得を契機に、既存の慣例にとらわれない新しい働き方や情報活用をさらに推進し、お客様および社会への提供価値の向上に努めてまいります。